DX戦略

1.トップメッセージ

当社は1952年より販促業界で、ポケットティッシュやウェットティッシュ等の紙加工品の製造・営業を行っています。経営理念は「明るく元気で気持ち良く働ける会社創り」です。存在価値としてのミッションはお客様に喜んで頂ける商品を供給し日本の企業を元気にし、社会に貢献することです。お客様の多様なご要望に対応するためには、DX(デジタルトランスフォーメーション 以下DX)推進を図り、入口から出口までの情報を一元管理出来るシステム構築による部署間の情報共有が不可欠です。DXにより見える化を推進することで、繁忙期の効率アップと閑散期の既製品等の計画生産を行い、生産体制の安定化を図ります。さらに、スピ-ドアップと情報の共有を行うことでCS(顧客満足度 以下CS)を向上させ、他社との競争に打ち勝ち、持続可能な企業を目指していきます。又、少子化が進行している現状を踏まえて、DXを活用し生産効率を図り、働き方改革に取り組みます。さらに、5S(「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」)を推進することで、社内環境の整備を行い、安全性を高め雇用確保に努めます。物価高・為替や地政学的リスク・地球温暖化等、環境変化の激しい現在、今後益々お客様からのご要望は多種・多様になっていくと思われます。今後もデジタル技術などのイノベーションを柔軟に取り込み、DXを推進することにより、お客様のご希望に真摯に迅速に対応し、経営理念の実現を目指して行きます。

2.DX戦略概要

当社は販促業界での事業を長年実施しており、販売先・仕入先ともに多くのお取引先様が存在します。お取引先様の多様化するご要望にクイックレスポンスで対応していくためには、社内システムの構築やデジタル技術の導入が不可欠です。そこで経営理念とミッションを基に下記のDX戦略を策定しています。

販促業界における販売管理システム

見積・受発注・生産予定と製造実績・製品出荷までの入口から出口までの情報を一元管理出来る販売・生産管理システムを構築しています。これにより入口の営業からの情報を一気通貫で共有でき、修正もスピーディーで履歴が残り、業務の正確性と効率化が見込めます。製品・資材の在庫確認をリアルタイムで行い、大口受注のシミュレ-ションや既製品製造指示がスムーズに実施できます。お客様に迅速に回答でき、安心と信頼の継続に繋げます。

デジタルコミュニケーションの情報共有システム

WEB会議システムやグループウェアを活用、リアルタイムで情報を確認し、お客様のご要望に対応します。日々の日報・引合い管理を確認しながら、WEB会議システムを活用し、生産性の効率化や新商品開発のヒントに繋げます。

テレワ-クと提案型営業のデジタルツール

テレワークの実現のため、データセンターの認証を介したSSL-VPN接続を使用した体制構築を図っています。時代の変化に対応できるよう、ノ-トパソコンとスマートフォンを活用し、場所を問わず、当社のプログラムをリアルタイムで情報を閲覧し、内部指示やお客様との情報共有が可能となり、CS向上に繋げます。

上記DXの取り組みを通じて、リアルタイムの生きた情報を迅速にお客様にお伝えし、CS向上を実現し、他社との競合に打ち勝ち、持続可能な経営体制の構築に繋げます。又、部署や業務間の垣根を取り外し、情報を共有することで、業務効率化を図り、働き方改革を進めていきます。

3.DX戦略体制

株式会社ウチダは2023年3月1日取締役会でDX推進委員会を設置し下記の体制を策定しました。代表取締役をDX推進統括責任者とし、DX推進担当を常務取締役としました。社内より1名を開発担当者とし、外部開発事業者と連携して業務体制を確立していきます。ホームページ更新等をはじめとする広報担当者1名を配置し、社外への情報発信にも努めてまいります。

基幹システムは外部事業者に委託し、最適化し、安定化とスピ-ドアップを図ります。基幹システムからの各種デ-タ分析は社内の開発担当者がメンテナンス・改善を行い、営業(売上分析)・業務(仕入分析)製造(在庫分析)のツールとして活用します。今後の新規販売管理システムや製造管理システムの導入に当たっては自社内でプロジェクトチームを立ち上げ、現状を把握し、設計段階から外部開発事業者と打ち合わせを行い、実稼働まで行います。Wi-Fi等のシステム環境は社内の開発担当者が構築します。

教育

社内開発担当者による定期的な教育を行い、全員がプログラムを活用しお客様に柔軟に迅速に対処出来る体制を構築します。 尚、新入社員には各部所でDXリ-ダ-による研修を行いツールとして活用出来る体制を取ります。さらに、毎月の定例会でDXセミナ-を行い社内に浸透させます。

4.DX戦略環境整備

基幹業務システム改修

受注・発注→入荷・仕入れ→製造→出荷の基幹システムは、外部開発事業者と連携して再構築を行いました。それにより部門間でリアルタイムに情報活用・共有を行うことにより、全社での生産性向上を図れるようになる目途がつきました。業務システムに関する処理内容を変更したい場合、関連するSQLServerのプログラムのみを更新・修正するだけで対応可能となり、アプリケーションの保守性が向上し、業務改善の効果が高まりました。さらに、排他制御機能の実現により、データの不整合防止・安全性を高め、複数ユーザー使用時においてのデータ不整合、破損の危険性はほぼ無くなりました。2023年度は更なる効率化を目指して、新販売管理システムと製造管理システムの構築を行う予定です。

新販売管理システム(業務改善)

既存の販売管理システムを改修し、当社の受発注・生産管理システムと統合させ、新販売管理システムを構築させる予定です。それにより受発注・生産管理システムからの情報を新販売管理システムにて処理し会計システムに連動できます。新販売管理システムではインボイス制度や電子帳簿保存法等の電子請求にも対応可能なシステムを構築していきます。また新たにクラウド上にデ-タ-サーバを構築し、社内・社外で情報の共有を可能にします。それにより高いセキュリティ下での納品・請求書・領収書・お知らせ等の通知や仕入先間や得意先間での大きいサイズのデータなどのやり取りが可能になります。

製造管理システム(生産効率向上)

工場内にノ-トパソコンを設置し既存の製造予定の情報に生産実績を入力します。これにより従来の紙ベースを脱却し、ペーパーレス化を促進させるとともに、各生産工程のリアルタイムの情報(進捗・納期・在庫等)をお客様と共有することが可能となります。またシステム上でリアルタイムに可視化できる為、生産現場で起こった問題トラブルにも迅速に対応ができるようになります。さらにデータを収集し分析を行い、商品アイテム毎の生産効率の向上やロス率の低減(品質管理向上)に繋げていきます。
棚卸はスマートフォンでバーコ-ド管理を行い、在庫管理の効率を上げることで在庫の適正化を図ります。

IT資産の環境整備

・システム・ネットワ-ク全体構成図、システム間連携図の作成
・ファイルサ-バ:高セキュリティ下でのデータ管理
・IT資産台帳、業務フロ-の作成

5.DX戦略の達成指標

当社は毎年、経営計画を策定しています。経営計画に基づき毎月の統括会議と四半期ごとの進捗管理会議で確認しています。DX戦略の達成度は下記の成果を指標とします。
・システムの改修件数
・デジタル技術による働き方改革による労働時間の削減
・コスト削減や収益増加

6.DX戦略の今後の方針

今後も物価高・為替や地政学的リスク・地球温暖化等のあらゆる環境変化が見込まれています。今後はDX・SDGs・BCPを進化させていくことが必要です。特にお客様の多種・多様なご要望に対してはDX推進により業務効率を上げ、他社との競争に打ち勝つことが不可欠です。
当社では「DX推進指標」に基づき自己分析を実施し、経営理念とミッションを基軸とした「DX戦略」を策定しています。その結果、CS向上を図り、持続可能な経営体制を構築し、経営理念である「明るく元気で気持ち良く働ける会社」が達成できます。又、DX広報担当者が弊社ホ-ムペ-ジで社外に情報発信を行います。今後もDX戦略をサステナブルに継続させるよう、全社がベクトルを合わせて取り組んでいきます。

 

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